同行者として見た、デヴィ夫人のクリスマスチャリティーパーティー

※本記事は、当サイト運営者とともにパーティーに参加した同行者による寄稿です。
Guest Writer:Mariko.N

※本イベントの概要や寄付先については、運営者によるまとめ記事も掲載されています。
▶︎ デヴィ夫人主催クリスマスチャリティーガラについて

デヴィ夫人主催のクリスマスチャリティーパーティへ、運営者のらみえると参加しました。
場所は東京、恵比寿のウェスティンホテルの中で一番大きなバンケットホールでの開催。
ちなみに…彼女と私はいとこ同士で年齢も近く、しっかり者の彼女は、普段から猫たちのお世話ぶりに感心させられる、頼もしい存在です。
この度はパーティの付き添い役として同行しまして、この記事を書いております。

さて、デヴィ夫人は「動物も人と同じく感情と痛みを持つ命」という考えのもと、長年動物愛護活動を熱心にされていることで知られています。この度のチャリティーは公益社団法人動物環境・福祉協会のEva(代表理事の杉本彩さん)とAnimal Refuge Kansai(ARK)(代表エリザベス・オリバーさん)へのチャリティを目的としたパーティでした。

デヴィ夫人のクリスマスパーティーへ行くことを友人に伝えると、「えー!どんな人達が来るの?」「どんなパーティーなんだろう?様子教えて~!」と少なからず反響がありまして、私も当日をワクワク楽しみにしていました。
しかしながら、パーティー参加のハードルはドレスコードがクリスマスカラーの「レッドもしくはグリーンのロングドレス」となっていたこと。
ぴったりくるようなふさわしいドレスは持っていなかったので用意したいとは思ったものの、参加を決めたのが3日前というタイミングだったため、結局手持ちの短め丈の赤のドレスにブーツというスタイルで出かけることに。
仕事終わりの参戦で、開場時間を過ぎて到着。美川憲一さん、神田うのさんからのお祝いのお花が目をひきました。
受付横には、デヴィ夫人プロデュースのコスメやグッズ、そして動物モチーフのアクセサリーなどが並んでいました。

会場全体の様子。多くの参加者でにぎわう華やかな空間でした。
会場全体の様子。多くの参加者でにぎわう華やかな空間でした。

広い会場内に入ると、前方ステージより、丸テーブルが並ぶ着席スタイルとなっていました。ざっと400人ほどはいるでしょうか・・・
まずは同じテーブルの方々にご挨拶を。タキシード姿でPCに向かい、原稿のやり取りに追われている様子の方もいて、思わず驚かされました。聞けば、報道関係のお仕事をされているとのこと。他には車関連のビジネスをしていらっしゃる仲良しご夫婦、わんちゃんが大好きでチャリティーの趣旨に賛同して今回が参加は5回目、とおっしゃる黒の着物を素敵に着こなしていらっしゃるマダム。おしゃれ上級者でGUCCIのかっこいいアクセサリーをまとう紳士は空間デザイナーとのこと。客層は思うよりも派手派手という感じではなく、お仕事関連でデヴィ夫人と普段からつながっていらっしゃる方々や、一足早いクリスマスを楽しんでいる上品な大人の方が多いように感じました。
ミスインターナショナルの美女数名が、会場内で抽選会の抽選券を販売して歩いておりまして、その豪華賞品は、まずは協賛のシャンパンMeilluerevie(ミラヴィ )。
こちらはピノ・ノワールの聖地として名高いフランス、シャンパーニュ地方のアンボネイ村のグランクリュの等級のもののみを使用した最高級シャンパンで、ボトルにダイヤモンドのネックレスがかけられた素敵なデザインのボトル。そして、高級メロンなどパーティにふさわしい格の高いお品でした。
コース料理とともに、エンターテイメントとしてバンドメンバーに載せて、見た目もデヴィ夫人に似ていることから「子デヴィ」の愛称を持つ”川奈ルミ”さんのラテン歌謡、そしてメインは主催者の夫人自らが舞う素晴らしいダンス。
ダンス公演は2回も披露されまして、御年 85歳とはにわかに信じがたい身体能力でした。様々なイメージをお持ちの方も多いであろう夫人ですが、ご本人を近くでお見掛けしましたが、見事にドレスを着こなしていらして、すごい方だな、と感心しきりでした。これはほんとに、人生100年時代に目標にしたい姿ですよね。
この頃になるとコースのお料理もデザートとコーヒーまで出てきて、私たちのような後ろのテーブル席の方々も音楽演奏にひかれて立って前に詰めかけ、ダンスをしたり、動画を取ったり手拍子を打ったり、と会場内も大いに盛り上がりを見せていました。
夜の21時ころには、落語家の立川平林氏の登場で「ペットショップの落語」を披露。
近年のペットブームの陰で、悪質なペットショップの闇やファッション感覚でペットを飼ってしまう、無責任な飼い主など、ペットとして飼われる動物が置かれている問題点が次々と軽快な落語口調で暴かれていきます。本来であれば、母や兄弟と一緒に過ごすべき生後8週間の大切な時期にはペットの販売が禁じられているのですが、そのルールを守らなかったり、ペットが大きくならないように餌を極限まで与えないようにするペットショップ、悪質なブリーダーのもと、散歩にも連れて行ってもらえず、名前もないままに繁殖をさせられる動物達など、私にとっては初めて聞く話も多くあり、心の痛い話が多かったです。また、この状況が文面で読むよりも落語で語られることで、より心情に訴えてくるものがあり、心に残りました。実は現在のペットに関する法規制も道半ばであるため、まだまだ議論すべき点が多いのだということも知りました。

ステージでは抽選会やパフォーマンスが行われ、会場は大きな盛り上がりを見せていました。
ステージでは抽選会やパフォーマンスが行われ、会場は大きな盛り上がりを見せていました。


パーティの終盤はお楽しみの抽選会、そしてテーブルに1本Meilluerevieが当たる、という抽選会もありまして、22時が近づき会が終わりかけたところでおいとまをしました。
18時開演からの4時間にわたり、これだけのエンターテイメントと豪華賞品にWestinのお料理が供され、リピーターの多いパーティであることも納得の内容でした。
こうして楽しいクリスマス時期の楽しい夕べを過ごしつつ、動物愛護のためのチャリティーにもなって、九谷焼の可愛いおちょこのお土産もいただき、充実した夜を過ごすことができましたことに大変満足した一夜となりました。

Mariko. N

女性誌・カルチャー誌を中心に、多くの媒体で企画・執筆・編集を担当。
繊細な感性と読み手に寄り添う文章で定評があり、All About などの大手媒体でも記事を手がける。

今回のチャリティーパーティー記事では、同行者としての目線から感じた空気を寄稿していただきました。


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