猫ホテルを運営して気づいた「猫にとって理想の預かり方」


🌿 はじめに

こんにちは、Cats Carlton 横浜のたかです。

これまでの記事では、
私が猫ホテルを始めたきっかけや、最初の不安をどう乗り越えたかをお話ししてきました。

今日は、実際に猫ホテルを運営する中で強く感じた、
「猫が本当に安心して過ごせる預かり方」についてお伝えします🐱


🏠 1匹の猫から学んだこと

私が開業して間もない頃、
最初にお預かりした猫ちゃんは、保護猫出身の少し臆病な子でした。

最初の1日目、まったくご飯を食べてくれず、
私の姿を見るたびに奥に隠れてしまいました。

「どうしたら安心してくれるんだろう」
正解が分からず悩みながら、ただ静かに寄り添いました。

2日目の夜、ようやく小さく喉を鳴らしてくれた瞬間、
涙が出るほど嬉しかったのを今でも覚えています。

そのとき、強く思いました。

“猫が安心できる環境は、決して豪華さではない”


🌿 理想の預かり方①:静けさと安心感

猫にとって一番の安心は「静かな空間」。
音や人の出入りが少ない環境が何より大切です。

Cats Carltonでは、一部屋まるごと貸切(1家族限定) にしています。
他の猫と接触せず、完全に自分だけの空間で過ごせることで、
本来のリズムを取り戻す子が多いんです。


🌿 理想の預かり方②:においと馴染みのあるもの

猫は“におい”で安心します。
だから、おうちの匂いがついた毛布やベッドを持ってきてもらうことをお願いしています。

最初は落ち着かなくても、
自分の匂いのするタオルの上で眠ると、
ほっとした表情を見せてくれる子が多いです。

「ホテル」というより、“もうひとつの我が家”を目指しています。


🌿 理想の預かり方③:人の距離感

猫によって「構ってほしい距離感」は違います。
すぐに甘える子もいれば、3日目になってやっと心を開く子も。

Cats Carltonでは、
その子の性格や生活リズムを事前にヒアリングし、
お世話の仕方を細かく調整しています。

  • 朝はそっとごはんを置くだけでいい子
  • 夜に甘えてくる子
  • 抱っこよりも、近くに座ってほしい子

その子の「心のペース」を尊重することが、
本当の安心につながります。


🐈 それは、仕事というより“関係づくり”

猫ホテルの仕事は、
単にお世話をすることではなく、信頼関係を築くこと

飼い主さんにも、
「安心して預けられました」
「この子がリラックスしてるの初めて見ました」
と、たくさんの嬉しい言葉をいただいてきました。


🌸 まとめ

✅ 猫の気持ちを中心に考える
✅ 静けさ・匂い・距離感を大切にする
✅ 一匹ずつの「心のペース」に寄り添う

猫の数だけ個性があって、
その数だけ預かり方も違う。

それを学べるのが、
“猫専門ホテル”を運営する一番の魅力だと思っています。


🐾 次回予告

明日は、いよいよ**「0期生特典と、講座で学べること」**についてお話しします。

あなたも、自宅の一室を“猫の安心スペース”に変える方法を、
少しずつ形にしていけるはずです🐱✨


🔗 関連リンク

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