
🌱 はじめに
こんにちは、Cats Carlton 横浜のたかです🐱
昨日は、「猫ホテルを本格的に始めよう」と思った理由についてお話ししました。
ただ、決意したとはいえ、最初から順調だったわけではありません。
現実的な課題が次々と見えてきて、
「私にできるのかな…」と不安になる日もありました。
今日は、開業前にぶつかった“最初の壁”と、
どうやって一歩ずつ乗り越えたのかをお話しします。
🧱 最初の壁①:資格と手続きのハードル
猫ホテルを始めるには「動物取扱責任者」の資格が必要です。
でも、当時の私は資格なんて一つも持っていませんでした。
調べても情報はバラバラで、
「どこに相談すればいいの?」
「そもそも個人で申請できるの?」
と分からないことだらけ。
それでも一つずつ役所に電話をして、
実際に区の窓口へ何度も足を運びました。
結果、
「動物取扱責任者の講習を受けて、飼養施設の基準を満たせば個人でも登録可能」
ということを知りました。
このとき思ったのは、
「不安は“知らない”から大きくなる。」
知ることで、ちゃんと道が見える。
それを最初に実感した瞬間でした。
💰 最初の壁②:初期費用と環境づくり
資格よりも大きな問題が「お金」の不安でした。
自宅の1部屋を猫専用に整えることからはじめました。
でも、実際に必要だった初期費用は思っていたよりずっと少なかったんです。
それよりも、猫に安全な環境を作るために、不要なものを部屋から片付ける作業は大変です。
完璧を求めず、“できる範囲で始める”。
それが、最初の一歩でした。
🐾 最初の壁③:家族や周囲の理解
もうひとつ大きな壁は、家族や周りの理解。
「猫のホテルって、そんなに需要あるの?」
「家でやるなんて大変じゃない?」
そんな声もありました。
でも、保護猫活動で出会った人たちの言葉が支えになりました。
「あなたのような人が増えてくれたら助かる」
その一言が、自信をくれました。
そして実際に一匹ずつお預かりするうちに、
猫も飼い主さんも安心して帰っていく姿を見て、
家族も「これならいいね」と納得してくれるようになりました。
🌸 乗り越えて見えたこと
不安を乗り越えるたびに感じたのは、
「やってみて初めて見える景色がある」ということ。
準備中は不安でいっぱいでも、
猫たちがリラックスして過ごす姿を見た瞬間、
「あぁ、やってよかった」と心から思えました。
🪶 まとめ
✅ 不安は「知らない」から大きくなる
✅ 完璧を目指すより「できる範囲」で始める
✅ 一匹の笑顔が、家族の理解に変わる
🐾 次回予告
明日は、
「猫ホテルを続けていく中で気づいた“理想の預かり方”」についてお話しします。
開業してから分かった“猫の本音”をもとに、
猫が本当に安心できるホテルづくりのポイントをお伝えします🐱

