
🏠 はじめに
こんにちは、Cats Carlton 横浜のたかです🐱
昨日は、私が猫ホテルを始めるきっかけになった「最初の1匹との出会い」についてお話ししました。
今日は、その次のステップ。
「どうして本格的に“仕事として”猫ホテルを始めようと思ったのか」についてお話しします。
🐱 保護猫ボランティアの日々で感じたこと
猫ホテルを始める前、私は保護団体と協力して一時預かりボランティアをしていました。
一匹一匹に性格や癖があって、どの子も本当にかわいかったのですが…
それ以上に、**「安心して預けられる場所が足りない」**という現実を痛感しました。
とくに印象に残っているのは、
ある保護主さんが「預け先が見つからず、仕事を辞めるしかないかも」と涙ぐんでいたこと。
「猫のために働けない」という声を聞いたとき、
胸がぎゅっと締めつけられる思いでした。
🏠 「安心して預けられる場所を増やしたい」
そのとき思いました。
「誰かがやらなきゃ、猫たちも、飼い主さんも困る。」
それが、私が“猫専門ホテル”を仕事として始める決心をした瞬間です。
もちろん、最初は不安だらけでした。
資格も経験もない。
でも、「猫が安心して過ごせる環境をつくりたい」という想いのほうがずっと強かったんです。
🐾 家族の理解と「猫のための空間づくり」
自宅の一室を猫専用のスペースに改装し、
静かで落ち着けるように家具を減らして、
温度・湿度を一定に保てるように整えました。
このとき意識したのは、
「猫の気持ちになって設計する」 ということ。
例えば、
- 高いところに登れる棚を残す
- 匂いの強い洗剤を使わない
- 隠れられるスペースを必ずつくる
こうした小さな工夫が、猫たちの安心につながることを
預かりの経験から学びました。
💬 最初のお客様の言葉
準備が整って間もなく、初めて正式な依頼をいただきました。
その方の猫ちゃんは人見知りで、預けることをとても心配されていました。
お迎えに来たとき、
その猫ちゃんがゴロゴロと喉を鳴らして出てきたのを見て、
飼い主さんが泣きながら言いました。
「安心して預けられる場所を見つけられて、本当に良かったです。」
その言葉を聞いて、私は確信しました。
「この仕事は、猫のためだけじゃなく、人のためにもなる。」
🪶 まとめ
✅ 猫を安心して預けられる場所が少ない現実を知った
✅ 「誰かがやらなきゃ」と思ったのが開業の決意
✅ 猫の気持ちを最優先にした空間づくりを始めた
🌸 次回予告
明日は、
「猫ホテルを始めるときに直面した“最初の壁”」についてお話しします。
実際に開業に向けて動き出してから見えてきた課題と、
どうやって乗り越えたかをお伝えします🐾

